活性酸素種(ROS)による細胞傷害
1、ミトコンドリアの老化に対するEGb761の薬理作用
ミトコンドリアの老化についての生化学的な理論として、代表的なものは次の通りです。

●Harmanのフリーラジカルによる老化理論(1956年)
 活性酸素種は細胞および組織レベルで老化関連傷害を起こす。
●Miquelのミトコンドリアによる細胞老化理論(1980年)
 細胞老化は活性酸素種の二次産物によるミトコンドリア遺伝子への傷害によって生じる。
 あらゆる生物種の平均寿命と細胞の活性酸素種産生能には逆比例関係がある。

ミトコンドリアは生体の発電所のようなもので、ここで酸素を使って高エネルギーを産生しています。高齢化にともない酸化ストレスが慢性化し、ミトコンドリア膜電位が低下、細胞の老化が始まります。これが生化学的に言われいる老化のメカニズムです。
 EGb761はミトコンドリアによる持続性の過酸化物質の産生から生じるミトコンドリアDNAに対する酸化的障害を抑制し、内部のグルタチオンの遊離と酸化も減少させます。さらにミトコンドリア膜の傷害を保護する働きをします。また、通常の細胞膜をも酸化から守るため、EGb761は細胞の老化を防ぐ作用をします。
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by 30211955 | 2006-05-03 13:17 | 活性酸素種による細胞傷害
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